-
【初級編】書けない人のための作文方程式 三行から組み立てるロジカル文章術
¥1,000
【これは初級編です】 三行から組み立てるロジカル文章術 文章上達の秘訣はーーという問いに多くの先達たちが返すのは「とにかく書け。数をこなせ」という答えです。しかしこれは初学者には少々不親切です。 やみくもに数をこなしてもコツが会得できるかどうかはわかりませんし、仮に会得できるとしてもいつ会得できるのか予測がつかないからです。これではよほどの熱意がないかぎり、三日坊主になるのもいたしかたないでしょう。 初学者が求めているのは、そのようなつかみどころのない精神論ではありません。何をどういう順にどうすればよいのかを明確に指し示した具体的な方法論です。文章修行というなんの道しるべもない荒野に放り出され、途方に暮れている人にしてみれば、まさにそれこそが切実な要望であるはずです。 しかし、そんな都合のよい方法論などあるわけがない‥。多くの人はそう思うでしょう。 ところが、じつはあるのです。何を隠そうライターである私自身が現場で編み出した問答式三行作文術がそれです。 これは、たった三行の文から完全な文章を組み立てるという文章作成上のユニークな方法論です。いやユニークな方法論というのはおこがましいかもしれません。これは一定レベル以上の文章家なら誰もが(少なくとも無意識のうちに)身に付けている基本的な、しかしいまだ言語化されていない暗黙のルールを掘り起こし、誰もが理解できるよう目に見える形で明示したものにすぎないからです。 この問答式三行作文術は、そうしたルールをもとに数学の方程式のようにそこにあてはめるだけで自動的に答えを導き出せるよう公式化したものです。 またそれをベースに開発したのが、補助ツールとしての穴埋め式テンプレートです。 このテンプレートを利用すれば、指示にしたがって入力していくだけで論旨の明快なわかりやすい文章のアウトラインが即座にできあがります。 プロのライターでありながら長年書けずに悩んでいた私が試行錯誤の末に偶然発見し、他ならぬ私自身を救ってくれたこのきわめて実践的な問答式三行作文術をもとにした文章作成用テンプレート(マニュアル付)【初級編】をご希望の方にお譲りいたします。 これは問答式三行作文術【初級編】です。
MORE -
【上級編】書けない悩みにさようなら!誰でもカンタンに文章が作成できる三行作文術
¥2,000
文章が書けない根本原因はなんでしょうか? それは「問いが明確でない」ことです。 問いが明確でないと文章に筋が入りません。筋というのは論理であり、文章の柱です。柱がなければ文章を組み立てることはできません。 ☆なぜ誰もこの方法を思いつかなかったのか!? ☆公式を埋めてできる三行の文。それさえできればどんな長い文章でも書ける! ☆プロライターが現場で編み出した今すぐ使える超実用的な文章作成術 【数学の問題を解くように文章も論理的・構造的に組み立てられる】 数学の方程式のようなものが文章にもあればいいのに‥。 書けなくて悩んだ時、そんな思いが頭をよぎったことはありませんか? それに沿って思考を進めていくだけで思い通りの文章が出来上がるーー。そんな魔法のような方程式があったらたしかに便利ですよね。 じつはそんな方程式が実際に存在するのです。ここに紹介する問答式三行作文術がそれです。 【方程式を埋めるだけでそのままでも伝わるアウトラインが即完成!】 これは「問い」と「答え」という基本単位をもとにした三行の文から本格的な文章を再構成するという、ユニークな作文術です。いやユニークな作文術というのはおこがましいかもしれません。これは一定レベル以上の文章家なら(意識しているいないは別にして)誰もが身に付けている基本的な、しかし暗黙のルールを掘り起こし、誰もが理解できるよう目に見える形で明示したものにすぎないからです。 この問答式三行作文術は、そうしたルールをもとに、数学の方程式のようにあてはめるだけで自動的に答えを導き出せるよう公式化したものです。 またそれを元にしたテンプレートを利用すれば、指示にしたがって入力していくだけで論旨の明快なわかりやすい文章のアウトラインが簡単にできあがります。 現場での試行錯誤の末に編み出され、他ならぬ私自身を救ったこの門外不出の秘伝のノウハウを今回、文章作成に悩むすべての方のために特別に公開いたします。 これは問答式三行作文術【上級編】です。
MORE -
【統合版】書けない悩みにさようなら!誰でもカンタンに文章が作成できる三行作文術
¥3,000
文章が書けない根本原因はなんでしょうか? それは「問いが明確でない」ことです。 問いが明確でないと文章に筋が入りません。筋というのは論理であり、文章の柱です。柱がなければ文章を組み立てることはできません。 ☆なぜ誰もこの方法を思いつかなかったのか!? ☆公式を埋めてできる三行の文。それさえできればどんな長い文章でも書ける! ☆プロライターが現場で編み出した今すぐ使える超実用的な文章作成術 【数学の問題を解くように文章も論理的・構造的に組み立てられる】 数学の方程式のようなものが文章にもあればいいのに‥。 書けなくて悩んだ時、そんな思いが頭をよぎったことはありませんか? それに沿って思考を進めていくだけで思い通りの文章が出来上がるーー。そんな魔法のような方程式があったらたしかに便利ですよね。 じつはそんな方程式が実際に存在するのです。ここに紹介する問答式三行作文術がそれです。 【方程式を埋めるだけでそのままでも伝わるアウトラインが即完成!】 これは「問い」と「答え」という基本単位をもとにした三行の文から本格的な文章を再構成するという、ユニークな作文術です。いやユニークな作文術というのはおこがましいかもしれません。これは一定レベル以上の文章家なら(意識しているいないは別にして)誰もが身に付けている基本的な、しかし暗黙のルールを掘り起こし、誰もが理解できるよう目に見える形で明示したものにすぎないからです。 この問答式三行作文術は、そうしたルールをもとに、数学の方程式のようにあてはめるだけで自動的に答えを導き出せるよう公式化したものです。 またそれを元にしたテンプレートを利用すれば、指示にしたがって入力していくだけで論旨の明快なわかりやすい文章のアウトラインが簡単にできあがります。 現場での試行錯誤の末に編み出され、他ならぬ私自身を救ったこの門外不出の秘伝のノウハウを今回、文章作成に悩むすべての方のために特別に公開いたします。 これは問答式三行作文術【統合編】です。
MORE -
たった三行の文から売れるコピーがスラスラ書ける魔法の【三行コピーライティング】テンプレート
¥2,000
売り上げをアップさせるにはコピーが大事‥なのはわかっているけど、いざ書こうとしても何をどう書けばよいのか見当がつかないーー。 そんなあなたに朗報です! たった三行書ければどんな長いコピーでも書ける鉄板のテンプレートがあるのをご存知ですか? 必要なのはわずか三行のシンプルな文。これをベースに指示にしたがって空欄を埋めていくだけで、読みやすく、しかも「売れる」コピーが誰でもラクに書けるようになります。 現役のコピーライターである筆者が現場で悩みながら編み出したこの鉄板のテンプレート(マニュアル付)をご希望の方にお譲りいたします。 オススメなのはこんな方 ●細かいテクニックよりまずはコピーライティングの基本的な型を身に付けたい方 ●ある程度書けるけれど「型」が身に付いていないため書けるときと書けない時の波が大きい方 ●アフリエイトなどネットで稼ぐ文章力を身に付けたい方 ●自分でコピーを書きたい商店主、自営業者の方 なおこれは別途販売している『作文方程式テンプレート』をコピーライティング用に改編したものです。ベースにある方法論は同じです。 併せて購入されますと基本中の基本でありながら、どういうわけか誰も教えてくれなかった文章作成の基本原則とそのノウハウが身に付きます。
MORE -
稼ぐ人は知っている! 買うツボを刺激する超強力コピーの作り方講座
¥2,000
物騒な話で恐縮ですが、コピーをミサイル攻撃にたとえてみます。空高くバーンと打ち上げて一気に敵陣を破壊するあのミサイルです。このミサイル攻撃で重要なことといえばなんでしょうか? ミサイル自体の破壊力? もちろんです! 破壊力がなければそもそも敵陣を殲滅することなどできませんからね。けれどそれと同じくらい、あるいはそれ以上に重要なことが、もうひとつあります。 それは、照準を定めることです。 当然ですよね。いくら破壊力のあるミサイルでもあさっての方に飛んで行ってしまったら敵陣を破壊するという当初の目的が達成できないわけですから‥。 コピーも同じです。いくら練りに練った素晴らしいコピーであっても、的を外したコピーでは読み手の心に刺さることはありません。当然ながら心を動かすこともできなければ、目的とする行動へと促すこともできません。逆に的さえしっかり押さえていれば、特別巧妙なレトリックに頼らなくても読み手の心を動かすことは十分可能になります。 ⭐︎ 一般にコピーライティングというのは言葉の表現技術、すなわちレトリックがその本質だと考えられています。間違いではないのですが、コピーライティングにおいてレトリックが果たす役割はじつはそれほど大きくありません。 きちんとしたデータがないので正確な数字はわかりませんが、コピーライターとして長年、仕事をしてきた私の感覚からすると、それはせいぜい3割程度ではないかと思われます。 では残りの7割はいったい何が占めるのでしょうか? ーーインサイトです。 インサイトというのは、購入を動機づける心理的な働きです。たとえていうと「買う気を刺激するツボ」のようなものです。東洋医学でいうあの「ツボ(経絡)」です。そして、このインサイトというツボさえ押さえれば極端な話、レトリックなどなくても売れるのです。 ⭐︎ この本は、インサイトという概念をキーワードに見込み客の心を射抜くためのコピーーーここでは「インサイトコピー」と呼んでいますーーの作り方をセミナー形式で解説したものです。 以前開催し、好評をいただいたセミナーで使用したスライド資料をもとに、本としても読みやすいよう新たに加筆修正したものですが、内容的にはほとんど別物といってよいほどパワーアップされています。 小手先のレトリックに頼らない、より骨太のコピーを書けるコピーライターが増えてくれることを頭の中で思い描きながら一気に、そしていそいそと書き上げました。たまたまこの本を手にとったあなたがコピーライティングにおけるインサイトの重要性を認識していただき、またそれによってその技術に磨きをかけていたただけたなら、これほど嬉しいことはありません。 対象とする人 ●小手先のレトリックでなく売るコピーライティングの基本原理を学びたい方 ●二度と売れない詐欺コピーではなく「継続して売れる」王道コピーの作り方を学びたい方 ●「煽り系コピーライティング」に限界を感じている事業者の方 ●コピーライティングの基本をある程度学んだ初心者および中級者の方 ●わかりやすく説明してありますが、まったくの初心者には少しハードルが高いかもしれません 以下は解説文の抜粋です。 ========= 一般にキャッチコピーというと多くのひとはモノを売るための言葉という意味で捉えていますが、正確にいえば間違いです。 キャッチコピーはモノを売るための言葉ではありません。その名の通り、読者の注意を引く(キャッチする)のが本来の役割です。 ========= コピーライティングの世界にはこんな言葉があります。 大切なのは「どう言うか」より「何を言うか」であるーー。 ここでいう「何」とは具体的に何を指しているのでしょうか? ここまで学んできたみなさんはもうお判りですよね。 ========= 一般にイメージされているのとは異なり、コピーライターの本質はレトリック技術ではありません。 その本質は市場と顧客のインサイトを見抜く洞察力です。 それはある種、神の声を聞くシャーマン(巫女)の能力にも似ています。つまり神の声ならぬ市場の声を聞く巫女、それがコピーライターであるといえるでしょう。 ========= 商品ライフサイクルというのは、商品が市場でたどるサイクルを人の一生にたとえたものです。 それは一般に「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の四つに分かれます。 ここで重要なのは、それぞれの段階ごとにマーケティング目標が異なることです。 つまり商品がいまどの時期にあるかによって訴求する力点が変わってくるということです。 ========= 解説文は約12000字です。詳しく書けば一冊の本が仕上がるほど濃い内容です。
MORE -
ウエブデザイン原論 売上げを最大化させるホームページを作る原理と方法論
¥1,000
ホームページで売上を伸ばすための効果的な表現方法とは? 誰もが知りたかったその秘密を、広告制作理論として有名なAIDMA理論によって分析した画期的なオンラインショップ制作講座です。ウエブマーケティングの本質からはじまり、欲求喚起の手法、さらに信頼付与から購買促進の手法まで、繁盛するサイトを作るために欠かせない表現テクニックを理論と実践の両面からわかりやすく解説しました。 ーーこれは、20年ほど前に私が書いた論文『売り上げを10倍伸ばすホームページの作り方』を復刻し、電子書籍化したものです。そんな古臭いものをいまさらなぜ引っ張り出してきたのか、といぶかしむ向きもあることでしょう。 たしかに時代にそぐわなかったり、また古臭く感じられるところが多々あることは否めません。しかしながら、これはいまだ黎明期にあった当時のホームページ関連業界でイノベーターとされる多くの方々に読まれ、高い評価を得た、知る人ぞ知る論文です。 自分でいうのもなんですが、現在のホームページの作り方に決定的な影響をあたえ、ウエブデザインのありかたを方向付けたのはこの論文だといっても過言ではありません。論より証拠、現在のホームページ制作業界で常識とされる多くのことは実際すでにこの論文のなかに示されているのです。 それに加え、ここで述べられていることの多くが原理原則であり、それに基づく方法論です。原理原則というのは10年や20年という短いスパンで変わるものではありません。それは人間の心理、さらにいえば脳の機能にも関わる普遍的で永続的なものだからです。 そのため、洞察力のある人が読めばいまでも少なからぬヒントをあたえてくれるはずですし、その意味でこの論文はウエブデザイナー必読の古典のひとつといってもよいのではないかといささか自負さえしております。 そんな古典的な価値のある貴重な論文をこのままお蔵入りにさせておくのはもったいない、という思いから今回、復刻してご希望の方にお分けすることといたしました。 目次 はじめに 第1章 — ホームページとは一体何か? アクセス数と注文数、どっちが大事? ホームページ イコール ダイレクトメール仮説 仮想店舗という考え方は正しいか? 第2章 — 「売る」ホームページ作成のための基礎知識. AIDMA 理論について ダイレクトメールが機能するプロセス AIDMA 理論で分析するダイレクトメール ホームページにアクセスする経路 AIDMA 理論で分析するホームページ ホームページを見たから買いたくなるのか、買いたいからホームページを見るのか 第3章 — コンセプトの選択は間違っていませんか イスラム教徒に豚肉を売ることができるか? セールスポイントを明確に 誰に売るかでセールスポイントも変わる どんな表現がもっとも効果的か 第4章 — トップページの考え方 トップページの役割 トップページのあるべき姿 デザインは商品を引き立てる脇役 第5章 — デザイン デザイナーが陥るワナと技術者が陥るワナ こんなデザインが売上を減少させる これが売上を伸ばすデザインだ いい写真にはそれだけで販売力がある 第6章 — コピーとネーミング コピーの組み立ても AIDMA が基本 誠実で素直なコピーにまさるコピーなし 短いコピーより長いコピーの方が販売力がある ホームページのネーミングはどうあるべきか 第7章 — 構成 客を迷子にしないように クリックは決死のジャンプ 第8章 — よりいっそうの販売促進のために 動画の効用 信頼性を高める方法 終わりに — オンラインショップの時代はこれから ホームページにアクセスする経路 それでは次にこの AIDMA 理論をもとにホームページを分析してみましょう。ところでここで注意し なければならないのは、見込み客(ホームページにアクセスしてくる人をここではこう呼ぶことにしま す)が、「ダイレクト」にあなたのホームページにアクセスしてくることはありえないということです。 それは電話を引いたからといって電話番号を公開しない限り、誰もあなたに電話をかけることができ ないのと同じ理屈です。したがって最初に検討しなければならないのは、見込み客は、いったいどのよ うな経路をたどってホームページにアクセスしてくるのか、という問題です。 見込み客がホームページにアクセスしてくる経路はいくつか考えられますが、もっとも多いのが検索エ ンジンを通してアクセスしてくるケースでしょう。また雑誌などにホームページアドレスを「広告」し た場合は、それによってアクセスしてくるケースも考えられます。さらに他のホームページに「リン ク」を張ることによって、アクセスしてくる人もいるはずです。 しかしながら、いずれの経路をたどる にしろ特定のホームページにアクセスするためには、最初に何らかの「告知広告」がなければならな いということを理解しておく必要があります。実はこのあたりは「売る」ホームページを制作する上で もたいへん重要なポイントとなりますので、きちんと頭に入れておいてください。 AIDMA 理論で分析するホームページ さて、以上をベースにホームページにアクセスしてきた見込み客の心理を AIDMA 理論で跡づけてみ ましょう。まず見込み客が最初に接触するのは、検索エンジンや新聞雑誌などの既存メディアによる広 告、さらに他のホームページの「リンク」などです。そしてそれらの「告知広告」は見込み客に対し、 ホームページに関する注意を喚起し、興味を抱かせる働きをします。これは AIDMA 理論でいえば最 初の2つ、すなわち注意(Attention)と興味(Interest)の2段階に対応します。ここでもし、見込み 客に興味を抱かせることができたら、とりあえず前半部分は成功です。彼は検索画面のボタンをクリッ クするなり、自分でホームページアドレスを入力するなりして、あなたのホームページにアクセスして くることでしょう。 では、あなたのホームページにアクセスしてきた見込み客は、次にどういう行動をとるのでしょうか。
MORE -
AIDMAモデルを活用した繁盛するオンラインショップの作り方
¥1,000
ホームページで売上を伸ばすための効果的な表現方法とは? 誰もが知りたかったその秘密を、広告制作理論として有名なAIDMA理論によって分析した画期的なオンラインショップ制作講座。ウエブマーケティングの本質からはじまり、欲求喚起の手法、さらに信頼付与から購買促進の手法まで、繁盛するサイトを作るために欠かせない表現テクニックを理論と実践の両面からわかりやすく解説しました。2000年に執筆されたものであり、一部情報が古くなっているところもありますが、全体としてみれば今も十分に通用する内容であると考えております。 全文約1万7000字。 目次 第1章 ネットショップにおける基本的なマーケティング理論 第2章 コンセプトの良し悪しが販売力を左右する 第3章 お客さまを「買う気」にさせるネットショプの構成 第4章 効果的なデザインとコピーでお店を繁盛させる 第5章 信頼性を上手にアピールする幾つかのテクニック ーー以下立ち読み用の抜粋 第1章 ネットショップにおける基本的なマーケティング理論 ■ショップサイトデザインに「目立つ」ことは不要 ■EC ビジネスで一番重要なのは商品と店の信用 ■AIDMA 理論を応用してサイトを構築しよう ネットショップのマーケティングモデルは八百屋さんと同じ ネットショップなどというと、なにか特別なものと思い身構えてしまう人もいるかもしれ ない。が最初はそう難しく考える必要はないだろう。なぜなら、ネットショップといって も商売のしくみでいえば、従来のお店と本質的なところではなにも変わらないからだ。 たとえば、どこにでもある八百屋を例にとってみよう。そこでの業務を販売面からみれば 図1のように「集客」「販売」「フォローマーケティング」の三つの部分からなることが わかる。このうち、中心となるのはいうまでもなく販売の段階である。これは客として接 する私たちにもおなじみの段階だ。 しかし、モノを売るためにはその前提としてお客さまに来店してもらう必要がある。これが集客である。さらに新規のお客さまだけを相手にするのでないかぎり、一 度買ってく れたお客さまをリピーターに育てることも必要だろう。これがフォローマーケティングと いうものである。商品を渡す際、「奥さん、今回はおまけしときましたよ」と耳もとでさ さやくことなどがこれに相当するだろう。 以上は、八百屋を例にとった一般的な商店のケースだが、ネットショップも基本的にはこ れと同じだ。すなわち、ネットショップの場合、売り場が現実の「店鋪」からネット上の 「ウエブサイト」に変わっただけであり、商売の基本的なしくみではなにも変わっていな いのである。 似ているようで異なる店鋪デザインとウエブデザイン ところで、ウエブサイトが基本的に店舗と同じものであるとすれば、その制作にあたって 必要とされるのは、一般にイメージされているようなカタログ制作のノウハウではなく、 むしろ店舗設計のノウハウではないかと考えることもできる。理論的にいえば、それはか なり的を射た考え方である。しかし、ここで指摘しておかなければならないのは、それで も両者の間にはいくつか重要な違いがあることだ。
MORE